職場を辞めるときに看護師が抑えておきたいこと

看護師が働く現場は人手不足なことが多く、本当は仕事を辞めたいけど、なかなか上司に「辞めたい」と言い出せないケースが多いのではないかと思います。

お世話になった職場になるべく迷惑をかけずに気持ち良く円満退社できるよう、様々な視点からどういったタイミングでどのように上司に伝えるのが良いのか考えてみました。

そして実際に私が上司に退職の意思を伝えた時のことを具体的に思い出しながら振り返りたいと思います。

 

1.辞めるっていつ言ったらいいの?

退職希望日の1~2か月前までに伝える

就業規則ではもう少し短い期間になっていたとしても、後任スタッフの補充や、引継ぎの期間を考えると1~2か月前に伝えるのが望ましいです。

職場のルールというよりは、残された同僚たちのことを考えて、皆になるべく迷惑がかからないようにするのが円満退社への近道だと思います。

 

繁忙期を避けて、なるべく閑散期に辞める

診療科にもよりますが、外来勤務の場合などは冬場が忙しいなど、季節により繁忙期があります。

繁忙期に看護師の退職が重なると、新しいスタッフの指導も繁忙期にしなければならないので、残されたスタッフは余計に仕事が忙しくなってしまいます。

前途にも述べましたが、残された同僚たちのことを考慮してなるべく閑散期を狙って退職日を決めると良いでしょう。

 

2.最初に誰に言えばいいの?

お世話になっている上司に最初に報告

まずは看護師長などの直属の上司に伝えましょう。

万が一、辞めることを先輩ナースや同僚に先に話してしまい、噂となって、他のひとの口から看護師長の耳に入ってしまっては、上司の面目が丸つぶれになってしまいます。

まずは社会人として、上司の顔を立てることが大切です。

もし、本当に信用のできる同僚などがいたら、話しても良いですが、絶対に口外させないよう注意してください。

 

3.退職理由はなんて言えばいいの?

退職理由にあまりネガティブなことを言わない

  • 「仕事がハードなので」
  • 「人間関係に悩んで」
  • 「休みが取れない」

などの職場への不満はあまり言わないほうが好印象です。

相手は上司ですから、職場への不満イコール上司への不満として受け止められる可能性もありますので、言葉選びには十分注意してください。

できれば、転職したいと考えている分野への挑戦や、結婚などといったポジティブで前向きな理由にしたほうが、上司も「それじゃあしょうがない」と背中を押してくれるのではないでしょうか。

 

4.辞められない職場はない

しっかりと計画性を持てば辞められる

よく看護師の友人などで「辞めたいけど、人が足りなくて辞めさせてもらえない」という話をしてくるひとがいますが、実際はそんなことはなく、辞められない職場はありません。

しっかりとした意思を持ち、次に自分が何をやりたいのかきちんと伝えることができれば必ず辞めることができます。

もし、今の職場より条件が良く、魅力的な職場が現れたら、勇気を出して上司に退職の意思を報告してみましょう。

少しの勇気で道が開けるかもしれません。

 

5.私が実際に退職を伝えた日のこと

看護師になって2年目の夏に転職をしました。

理由は交代制の不規則な病棟勤務よりも、常日勤のクリニックのような場所で働きたいと思ったからです。

2年程度の臨床経験でしたが、就職活動をしたら、結構たくさん需要があったので、早々に転職をしようと考えました。仲の良かった同僚もいましたが、誰にも相談することなく、まずは看護師長に伝えることにしました。

 

看護師長に、まず辞める申し出をした

朝の申し送りが終わり、デスクに座っている看護師長に声を掛けました。

「師長さん、すみません、ちょっとお話があるのですが、今日少しお時間いただけないでしょうか?」と。

師長は少し驚いた表情で「それじゃあお昼に入る前くらいに声かけるわね」と約束してくれました。

そして時間になり師長に案内されたのは病棟の中にある人があまり出入りしない倉庫でした。

そして立ち話のまま「で?どうしたの?」と師長が口を開きました。私は緊張して手が震えていました。でもやっと言える、やっと辞めることができると思って思い切りました。「私、〇月に辞めたいんです」。

私は就業規則通り、2か月後の日付を伝えました。

「退職届は2か月前に提出すること」と前に就業規則に書いてあるのを読んだことがあるからです。

 

この人(師長)には嘘が通用しなと思った

師長は表情を変えずに、私の目を真っすぐ見て「どうして?」と言いました。

そのまっすぐな目に、このひとに嘘は通用しないと思いました。

恐らく今まで何度もこういうシチュエーションを経験してきたのだろうと・・・。

私は震える声で、

  • 外来だけのクリニックに転職したい
  • 結婚も考えていて、今の仕事は難しくなると思う

と師長に伝えました。

師長は「結婚」というキーワードに大きく目を見開き動揺していました。

「けっけこん!?」

「相手のご両親には会ったの?」

急にテンションが上がった師長に私は思いました、「そうだ、師長は独身ひとり暮らしの50代女性だった。」

そして師長は言いました。

「あのね、まだ2年目でしょ?普通は辞めるなって止めるのよ!でもね、結婚って言われたらね、もう私には止められないわ。責任持てないもの」

こうして思っていたよりも、かなりあっさりと私の退職希望は認められ、無事2か月後に退職することができました。

送別会もちゃんとやってもらえて、最終日には花まで頂いて、最後の帰り道には、いつもより空が青く見えて、スキップして帰ったことを覚えています。

 

あの時転職して本当に良かったと思った

職場の誰かが嫌いとか、仕事が嫌とか、そういう特別なことはなかったのですが、その職場に行くこと自体がもうストレスで、毎晩、明日仕事に行くのが嫌だと思っていました。

クリニックに転職してから10年以上経ちますが、そのようなストレスはほとんどなく過ごしています。

あの時転職して本当に良かったです。

 

まとめ

もし今、転職したいけどなかなか職場に言い出せないという方がいたら、ぜひ今回紹介した内容を参考にしていただけると何かお役に立てるのではないかと思います。

みなさんが素敵な職場と巡り合えますように。

 

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